サービスガイド

薬糧開発株式会社様

【電解水生成装置 導入事例】食品工場様の場合

加工野菜製造を行う薬糧開発株式会社様では、日々大量の食材を扱うため、
食材の除菌および調理器具やダスター(ふきん)の衛生管理が重要なテーマとなっていました。

これまでも衛生環境の確保に努められていましたが、
「現場でしっかり運用でき、長く続けられる方法を取り入れたい」というお考えから、
電解水生成装置の導入をご検討いただきました。

採用の決め手

導入前には、複数メーカーの電解水生成装置を比較検討されました。その中で、 現場で無理なく扱える点や運用面での安心感が評価され、結果として 「安全性が高い」と判断できたことが採用の決め手となりました。

電解水生成装置「アクアプリータ」設置の様子
電解水生成装置「アクアプリータ」設置の様子

活用している工程と用途

アクアプリータで生成した酸性電解水は、食材の除菌洗浄から備品、設備の除菌清掃まで、 現場のさまざまなシーンで活用されています。

食材の洗浄工程に活用

3連シンクを活用した食材洗浄工程の様子
3連シンクを活用した食材洗浄工程の様子

トマトやカット野菜など、食材の種類に応じた洗浄工程に酸性電解水を使用されています。 洗浄ラインでは、3連シンクを活用し、酸性電解水洗浄後に水道水ですすぎ工程を行う流れが定着しています。 

備品類の衛生管理にも活用

酸性電解水は、食材だけでなくダスター管理にも活用されています。除菌用途とあわせて消臭効果が期待できる点は、酸性電解水の特長のひとつであり、衛生管理作業の効率化にもつながるポイントです。

アルカリ性電解水は清掃用途として活用

アルカリ性電解水は、調理室の壁や床などの清掃に利用されています。界面活性剤を使用しないため泡立ちがなく、すすぎの手間が少ない点が特徴です。環境負荷に配慮しながら清掃作業ができる点も、現場で扱いやすいポイントとなっています。

また、重曹水やセスキ水よりも高いpH値を保つ特性があり、油汚れや皮脂汚れ、たんぱく質汚れなど、日常的に付着しやすい汚れに対しても活用しやすい洗浄水として評価されています。こうした特徴から、食材洗浄に使用される酸性電解水と合わせて、同じ装置から生成されるアルカリ性電解水も活用でき、清掃用途や設備周りのメンテナンスにも幅広く利用されています。

その結果、食材洗浄と清掃作業を一つの仕組みの中で運用できるようになり、現場全体の衛生管理を効率的に進められる点がメリットとなっています。

稼働状況と使用感

現在、アクアプリータは1日あたり約6時間稼働し、日常業務の一部として安定運用されています。 使用感について伺ったところ、「塩素臭は特に感じませんでした」との声をいただきました。 日々現場で働くスタッフにとっても扱いやすく、作業環境に負担の少ない運用が実現できていることが伺えます。

導入を振り返って

酸性電解水とアルカリ性電解水を用途ごとに使い分けることで、食材洗浄・ダスター管理・清掃まで幅広く活用できています。これにより、衛生管理が部分的な対応ではなく、工程全体で統一された仕組みとして運用される形へ変化しています。

既存の作業方法を大きく変える必要がなく、自然に現場へ浸透したことが継続利用につながったポイントです。

このたびは導入事例へのご協力、誠にありがとうございました。

導入事例
  • 大学
    電解水生成装置「アクアプリータ」は、神戸女子大学 家政学部管理栄養士課程の実習室である、給食経営管理実習室で使用していただいています。導入後は、安全性を確保しつつ作業効率向上と環境負荷軽減を実現されています。また、実習を通してSDGsに配慮した衛生管理方法を学べる機会を作れたことも高く評価していただいています。
  • 製品ラインナップ
  • 連続式電解水生成装置
    アクアプリータ

    酸性電解水とアルカリ性電解水を同時生成
  • 卓上形次亜塩素酸水生成器
    アクアプリータミニ

    次亜塩素酸水を購入していた方におすすめ!